ピントが合っていようがいまいが ―2024年11月30日

☆今日(11/30)は『オートフォーカスカメラの日』

・1977年の今日、オートフォーカスカメラが発売されたことにちなみ制定。

 

・オートフォーカスは、カメラが「はいはい、ピントここね!」と自動で対象物に焦点を合わせてくれる機能のこと。

・当たり前すぎてありがたみ無いかもしれませんが、オートフォーカスが登場するまでは、ピントを合わせる時って、自分の目と知識を頼りにカメラを操作して「ここ」という位置に手動で行ってたんですよね。

・撮影前に「このへんかな?」「ちょっとズレてるかも?」と、めちゃくちゃに手間のかかる作業。専門知識がいるから、たぶん写真のプロはこのピントをビシッと合わせる作業がうまかったんだと思います。

・今ではスマホにも当然のように搭載されていて、画面をタップすれば狙ったところにピントが合う。素人でも何も考えず良い写真が撮れるのはすごいですね。

 

・でもピントが合ってないのは、はたして「悪い写真なのか」というと、そうでもないようで。

・ピントを外した写真が「逆に良い」みたいな風潮も。

・わざとピントを外して撮影してみると、たとえば夜景やイルミネーションが幻想的で綺麗だと言われたり、たとえばちょっとした風景でも「エモい」ともてはやされたり。

・便利な機能が増えれば増えるほど、そこに逆張りの魅力を見つけるのは人間の面白いところ。

・「ピントが合ってないからダメな写真」ではなく、見る人によっては「味がある」と評価されることもあります。

・となると結局は「その写真が好きかどうか」に尽きるのかも。

・ピントが合っていようがいまいが、その写真が何かを感じさせてくれたら、それで充分ですね。

 

 

 

 

日記を書いた人:乙羽

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