幼い私を字幕スターウォーズに連れて行った母 ―2025年5月4日

☆今日(5/4)の記念日は『スターウォーズの日』

・スターウォーズといえば、なんやかんやシリーズが永遠に続いている人気の宇宙SF映画。

・私が初めてこのシリーズのひとつに触れたのは小学校低学年の頃。

・母親に連れられて行った映画館で観たのが最初。

・当時はそれと知らなかったのですが、家にはダースベイダーのフィギュアが飾ってたり、ライトセーバーを模した光る剣のおもちゃがあったりと、母はスターウォーズの結構なファンだったんだと今になって思います。

・そして、そんな母に連れられて行った初めてのスターウォーズ映画。

・それは吹き替え無しの「字幕上映」でした。

・小さな子どもを連れて字幕の映画。

・おそらく、子どもといっしょに映画を楽しむというよりは、どうしてもスターウォーズのオリジナルにこだわって作品を観たいという、母自身の「観たさ」を優先した結果だったのではないかと思います。

・でも私にとっては、何の前知識も無しに観る知らない海外映画。しかもシリーズの途中。さらにはそれが字幕。

・まだ幼かったこともあり、上映中はスターウォーズの話の流れやストーリーについては全く理解できず、字幕すら追いきれず、置き去りに。

・そんな私を尻目に、母は繰り広げられる銀河の戦いへと一心不乱に没入していたように思います。

 

・ただ、不思議と、これが私の退屈だった映画の思い出として残っているわけではありません。

・むしろ「楽しかった」という記憶の方が強い。

・それはスターウォーズの映像が、子どもの目から観てすごくカッコよかったからだと思います。

・登場するキャラやマシン、壮大な惑星、ギュンギュン飛び交う戦闘機、バチバチの戦闘シーン。

・巨大なスクリーンにはカッコいいが満ちていて、言語やストーリーの理解をすっ飛ばして心をつかまれたのです。

・また、映画館という家とは違う空間も相まって、これが大人のエンタメかと子どもながらに妙な興奮を覚えました。

・そして「あっ!あの剣!」と、自分が家で遊んでた光るおもちゃが映画の中に出てきたのも嬉しかったです。

 

・映画が終わった後、母はちょっと申し訳なさそうに「難しかったね、ごめんね」と言ってきました。

・私は私なりに楽しむことができたので、正直に「楽しかった!」と答えます。

・それを聞いた母のホッとしたような、満足したような顔は、今でも覚えています。

・母にとっても、子どもを連れて観たスターウォーズは特別なものだったのでしょうか。

 

・ちなみに、私がスターウォーズの映画を観たのはこの1回きり。

・映画から受けた印象でキャラや世界観は好きだったので、その後は、スターウォーズのシューティングや格闘ゲームにハマり、わりと最近まで遊んでいました。

・実家のテレビ台には今もダースベイダーのフィギュアが飾られています。横にはヨーダやストームトルーパーも。

・ゲームに出てくるのでキャラの名前は少し覚えました。

・とはいえゲームと映画1作にしか触れてないので、相変わらずストーリーとか細かいことはよくわかっていません。

・でも、スターウォーズのカッコよさは幼い頃から知っています。

・あの日に母と観た字幕上映がキッカケとなり、結果として親子でスターウォーズを楽しんでいるという、今となってはいい思い出です。

 

 

 

 

日記を書いた人:乙羽

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